偽街の子供達

「色より生まれ、空にはあらず、此岸の淵こそ我らが舞台」

叛逆の物語に登場した魔女化ほむらの使い魔たち。
意味深な設定だらけですけど、かっこいいだけでなく、何よりも心強かったですね。
改変後、孤独であろうとする悪魔ほむらにトマトを投げつけてる辺りが特に。

まどかポータブルでは此岸の魔女として名づけられたホムリリィですが、こちらに設定が引き継がれたようです。
円環を否定し、あくまで現世に留まろうとする生き方、彼女の感情の果てから作られた由来、
たった一行にこれだけのことを詰め込む設定力には頭を下げるより他に・・・


「イバリ」「ネクラ」「ウソツキ」「レイケツ」「ワガママ」「ワルクチ」「ノロマ」
「ヤキモチ」「ナマケ」「ミエ」「オクビョウ」「マヌケ」「ヒガミ」「ガンコ」
「最後のアイは、まだ来ない」

全部で14+1の子供たちのうち、「アイ」だけは公式に姿を現していません。(映画中でほんの少し出たみたいですが)
14という数字は、総集編でほむらとまどかに巻き付いていた因果の糸の数字と一致しているので、
偽街の子供達は過去に繰り返したほむらの現身、アイは本編におけるほむらが変わるはずだったモノと解釈しています。

それにしても自虐が過ぎませんかね・・・見てるこっちが死にたくなる・・・