ラティハッサム

有名な組み合わせですね
どんな構築にも無理なく入る二体ですが、真面目に文章に起こしてみます
まずは長所から

①相性補完の良さ
 ラティの等倍のうちハッサムに等倍以上で入るのは岩と飛行のみ
 同じように、ハッサムの等倍のうちラティに等倍以上で入るのも岩と飛行のみ
 つまり岩と飛行の一貫性さえ止めてやれば、ほぼすべてのタイプの技に対して耐性を持てることになります

②対応範囲の広さ
 攻撃のタイプも広範に兼ね備えます
 ラティはドラゴンエスパーに水草電気炎、ハッサムは鋼虫に格闘ノーマル飛行あたり
 地面岩あたりがやや手薄になりますが二体どちらも手が出ない相手はそういないと見ていい

③柔軟性の高さ
 ラティハッサムの組み合わせで選出した時に、型が特定しきれないという強みがあります
 ラティは眼鏡、珠、壁土産があり、ハッサムもハチマキ、珠、羽休めがある
 どちらがエースかというところまで自由度があります(両方エース格という使い方も難易度高めですが可能)


走攻守揃ったユーティリティープレイヤーとかいう表現が野球なんかにはありますけども
ラティハッサムはまさにそういう枠なのかなあと思ったりします
次に短所、これはある駒に弱いという形で書いていきます


ウルガモスシャンデラ

正直しんどいですね、ハッサムが完封されさらにラティの後出しも効かない
ラティは上から潰しが効きますが、逆にスカーフなどの奇襲で潰された場合リカバリは間に合わないでしょう

ボルトロス

ハッサムの攻撃技で通るのは石化程度、ラティは上を取られて電磁波あるいはとんぼで機能停止
残り一枠に電気無効を入れていても広い攻撃範囲から叩かれることもままあります

キングドラ(雨天時)

ハッサムは上からハイドロで撃ち抜かれ、ラティオスは素早さで競り負けます
とんぼがえりを当てて行けるならまだしも向こうも無償降臨に拘って出してくるので期待は薄

④鋼ポケモン

鋼タイプは、ラティハッサムのタイプ一致となるドラゴンエスパー虫鋼を全て半減します
もっともグロスナット辺りは虫を等倍で通しますし、コバルカはエスパーを通すので無理というわけではないのですが
特にラティが流星を撃った後に見せる隙をケアできないとうまく周りません

要は、ハッサムとのタイマン(先制技考慮)で強く、それでいてラティオスに負けないポケモンが厳しい
バンギラスのエッジなども受けられませんがハッサムがバレットで殴り勝て、ラティオスも珠草結びなどで対抗可能なので省略

この辺りが特徴としてざっくり挙げられる所になります
次は実際の構築へ…